shibaken9696さん
薬の専門家ではありませんが,シブトラミン(メリディアの主成分)についての研究に携わったことがあるものです。
メリディア(リクダティル・オベスタット等も同様)の主成分はシブトラミンと呼ばれる薬品で,ご指摘の通り脳内物質「セロトニン」分解阻害という効果があります。
これは「セロトニンを増やす」というのではなく「一定量より減らないようにキープする」働きです。
結果として,「セロトニンが減少しない」=「ストレスの緩和」→「ストレスから来る摂食要求を和らげる」→「体重減少に繋がる」というものです。
シブトラミン自体に「鎮痛作用」や「筋肉増強作用」,「脂肪の燃焼を阻害する」といった作用はありません。
右足の踵の傷みと言うのは,短期間で無理な運動による負荷を� �けすぎたせいではないでしょうか。
ただ,人間は「思い込み」によって,薬の効果以外の作用を感じることはあります。
俗に言う「プラセボ効果」というもので,ただの飴玉にも係らず「睡眠薬だ」と処方されれば,眠くなったり…という自己暗示のようなものです。
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メリディアによる食欲抑制(=食事制限)をしながら,運動をつづけていたので筋力がアップし「身体が大きくなる」と感じられているのではないでしょうか。
ですから,薬の作用と逆行しているわけではなく,「太った」のではなく,鍛えられて筋肉がつき「がっちりとした体型になった」…という状態なのだと思います。
メリディアとそのジェネリック薬品には下記のような重篤な副作用が報告されています。
血圧の上昇,心拍数増加,心筋梗塞,血管異常,頭痛,口渇,便秘,鼻炎といったもので,心臓疾患(心臓が弱い方)の場合は死亡にいたる事故も上げられています。
ですから,メリディアを服用した上で激しい運動を続ける…とい� ��のは,心臓に二重の意味合いで負担がかかる危険な行為となってしまいます。
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この薬は,薬自他に劇的な減量効果があるというよりは,飲み始めの一時的に効果で食欲が減るかもしれませんが,以降は胃がなんとなく「減らした食事の状態になれて」減量に繋がるといった感じなのではないでしょうか。
そして,シブトラミンは薬剤耐性がつきやすい物質です。
余程過食がひどい方や著しい肥満の方でもない限りは,この薬を飲むだけで何十キロも減量できるというようなものではありませんし,耐性がついた状態では「薬が効いている」という思い込みの上で自力でダイエットをしているようなものです。
高度な肥満の方はちょっとダイエットをすれは,大きな数字の減量が可能です。
ですが,標準よの少しだけ太っている…と言う ような方にとっては,それと同じ効果は望めるものではありません。
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ましてや,耐性がついてついてしまえば服用しても効果は現れませんから,リスクだけが蓄積していくことになります。
減量効果がわずかしかない上に,服用に関する安全性が疑問視される。
これを理由に,アメリカ等では本剤が市場から回収される…という結果となっています。
現在,アメリカでは「輸出制限」はかかっているものの「輸出禁止」ではないため,日本ではネット等で入手することが可能です。
また様々な国で同じ成分の薬剤を生産しているため,規制が難しいというのも現状です。
ニセモノかもしれない…とのご心配ですが,メリディアは「ホンモノであったも,過剰な効果が期待できるものではない」という性質の 薬品です。
別の意味合いで,シブトラミン以外のもっと危険な薬剤が混入された「とても効くニセモノのメリディア」という状態も存在しているかもしれません。
いずれにしても,狙ったほどの効果よりも健康被害の心配の方が大きいという薬品ですが,服用はやめられた方がよろしいと思いますよ。
ちなみに,サブリメント等で「これは薬品ではありませんか,自然の植物を原材料としています」という表示がされていることがよくあります。
これは「薬品ではない=合成ではない」というだけで,自然界にも合成薬と同じ効果(含む副作用)のあるものが多々あります。
漢方だから安心とは言えない…というのと同じことなのです。
くれぐれも「目先の物事」で一生涯不健康に…とならないようにご注意下さい。
補足を拝見しました。
私の手元のデータはマウスのものですので,痛覚に関する変化については不明です。
これは推測ですが…メリディアによって,脳内分泌されたセロトニンが再吸収を阻害されている状態で運動を行う(ドーパミンの放出)と,いわゆ� ��ランナーズ・ハイのような幸福感に満たされた状態となり,痛み等が感じにくくなるということはあるかもしれません。
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