2012年4月30日月曜日

高血圧治療薬、利尿剤がもたらす病気の連鎖




(管理人コメント) 「利尿剤がもたらす・・・」とあるが、むしろ「高血圧の治療薬が」とした方が正解だろう。あるいは更に広く捉えても良い。殆ど全ての西洋薬は病気の連鎖を拡大し長引かせるのに貢献する! 緊急避難的利用は致し方ないが、緊急事態を乗り越えても(乗り越えられなくても)、1年2年10年と長期間にわたって薬を飲んだり塗ったりするのは「自滅行為」だと、この書を読めば理解出来る。

薬に期待出来ることは「症状を取る」であって、「病気を治してくれる」西洋医薬は殆ど無い。高血圧用の利尿剤を含む降圧剤、コレステロールを下げる薬、尿酸を下げる薬も勿論そうだ。それぞれの値が高いのは病気の結果であって病気ではない。薬で症状を取っても病気は治っていないと云うことだ。 治すには・・・生活態度を改める のが一番の近道・・・

2012年4月28日土曜日

4種類の疲労


◆疲労の考え

疲労回復と一言で言っても、その中にはいろんな意味があります。 これ以上挙げられないところまでトレーニングをして力を使い切ったとしても、 数秒後には少し回復しています。 がしかし、元通りまでは回復しません。 元通りの力が出せるまで何日間か休み、またトレーニングをする。 疲労は回復しているハズなのに、数ヶ月続けると体から疲労感が抜けない。 など、何をもって疲労・回復とするかの定義すらあいまいになってしまいがちです。

◆4種類の疲労

「疲労」と一言で言ってもいろいろありますが、 ここではトレーニング後に起こる疲労と回復についてまとめて行きます。

トレーニングを行なうと、体の異なった部分で疲労します。ある部分ではエネルギーが不足した状態 であったり、ある部分では組織が破壊された状態であったりします。そしてそれぞれに内容は異なり、 回復期間も同じではありません。それらを大別すると4種類に分類することができます。


  1. エネルギーレベルの回復(数時間)
  2. ホルモンレベルの回復(24時間)
  3. 筋肉の収縮性タンパク質の回復(16時間〜48時間)
  4. 神経系の回復(数日〜10日)

この4種類の疲労は、上から順番に回復が早く、神経系が一番回復に時間がかかります。


◆エネルギーレベルの回復

トレーニングを行なうと、エネルギーはかなり消費されます。 エネルギーが無くては筋肉を動かすことは出来ません。すみやかな補給が要求されます。 筋肉の直接のエネルギー源はATPとクレアチンリン酸で、間接的にはグリコーゲンです。 これらは、よほどのことがない限り、数時間で回復されます。エネルギーレベルの疲労が回復するのに 何日もかかることはありません。

2012年4月27日金曜日

Disease


Disease

Disease

注意:管理人が闘病中のため、ほとんどの文は引用です。ごめんなさい<(_ _)>
症状が通じるところのある病気が多いですねえw

うつ病(うつ状態、抑うつ状態)

■うつ病になりやすいのはどんな人?

 現在は、誰もが複数のストレスを持っていますので、誰もがうつ病と無関係とはいえません。しかし、その中でも特に下記の素因をもつ人がストレスにさらされたうえ、傷心、転勤、出産などで違う環境に置かれるとうつ病になりやすいといわれています。

まじめで仕事熱心

完全主義で几帳面

仕事や家事を人任せにできない

融通がきかない(思考が柔軟性に乏しい)

人にどう見られているか非常に気になる

 うつ病を早期に発見し、治療を受けるためにはどんな症状があらわれるのか知っておく必要があります。しかし、誰もが経験する単なる「気分の落ち込み」とうつ病の症状は似ていますので、うつ病の症状といっしょにその見分け方の目安も覚えてください。

■うつ病の症状

精神症状

身体症状

1.物事をやるのがおっくうで早くできない

1.眠れない、頭重感、頭痛、めまい 食欲不振、胃部不快感、便秘、口が渇く

2.集中力が落ち、仕事を能率よくできない 2.肩こり、背中や腰などからだの痛み
3.人に会いたくない、人と一緒にいたくない 3.息苦しい、動悸がする
4.寝てもさめても同じこと(心配ごとや悲観的なこと)を考えている 4.手足のしびれ感、嫌な汗や寝汗が出る

-

5.排尿困難、性欲低下、女性では月経不順など

※単なる「気分の落ち込み」とうつ病を見分ける目安は、以下の3点です。

「気分の落ち込み」やそれによる不調が2週間以上続く
仕事や日常生活に支障がある
身体にいろいろな症状がでる(しかし、検査を受けても原因はわからない)
■うつ病の診断

 患者さんの症状にあわせて、最近のうつ病の診断には、「DSM−W」というマニュアルが多く採用されています。これは、症状の程度と持続期間によって、重症のうつ病「大うつ病」、軽症のうつ病(気分変調障害)に分けて、診断方法が決められています。

【大うつ病の診断】

下記の9項目のうち5項目以上が、1週間以上にわたって続く場合に診断されます(ただし、5項目の中に1か2が含まれること)。

1.

うつうつとした気分がほとんど毎日続いている。

2.

何をしても、興味をもって取り組めないし、喜びも感じられない。そんな気分がほとんど毎日続いている。

3.

特に食事療法をしていないのに体重が減少したり、増加したりする (例えば一ヶ月で体重の5%以上の変化が見られる)。 または、食欲がなくなったり、増進したりする。

4.

十分な睡眠がとれなかったり睡眠過多になったりするのがほとんど毎日続いている。

5.

すごくあせってイライラしたり、まるで元気がなくなったりする状態が、ほとんど毎日続いている。

6.

理由もないのに疲れやすくなったり、気力が減退したりする状態がほとんど毎日続いている。

7.

自分は全く価値のない人間だと深く思ったり、自分はとても罪深い人間だと思い込んだりする状態がほとんど毎日続いている

8.

思考力や集中力がなくなって、何かを判断したり決断したりする能力がなくなる状態がほとんど毎日続いている。

9.

死について繰り返して考えるようになった。特別な計画はないが自殺したいと繰り返し思ったり、どうやって死のうかと計画を立てたり考えたりする。

■まわりにうつ病の人がいたら・・・

 家族や同僚など身近な人がうつ病になったら、まわりの人は次のようなことに注意してください。

2012年4月25日水曜日

重症妊娠高血圧症候群の産後生活と母乳育児。|最強母乳外来


<ご相談内容>

私は、重症妊娠高血圧症候群(ヘルプ症候群疑い)にて、37w6dで総合病院へ救急搬送され、緊急帝王切開での出産でした。
赤ちゃんには何の問題もありませんでしたが、私の肝臓、腎臓の回復を待つため、3週間入院していました。

最初はミルクで、3日後からミルク寄りの混合でしたが、肝臓、腎臓の機能回復が思わしくなく、9日目に医師の判断でテルロンを服用し、完ミで5日間過ごしました。
母乳はもう出ないかもと言われましたが、服薬を止めてから、すぐに回復しました。
それからは母乳寄りの混合で、私の体も回復してきたので、23日目に退院しました。

その1週間後に1ヶ月健診に行った時に、母乳で行けると言われてからは徐々にミルクを減らし、今は完母です。
その時点で、肝臓の機能は完治、腎臓の機能回復は9割程度で、母乳を与えても問題ないと言うことでした。

ですが、現在出産後約3ヶ月で、腎機能が低下してしまい、10月中旬の診察の時点で、通常の7割程度しか機能していない(尿蛋白++)と言うことでした。

が、母乳をあげることは、ドクターストップにはなりませんでした。
食事療法で様子を見るしかないと言うことで、塩分7gの生活です。
また、完母であるものの乳腺が細くて詰まりやすいため、油もの、甘いもの、乳製品は控えています。
元々痩せている方でしたが、完母だからか、腎機能が低下しているからか、食事のせいなのか、どんどん痩せて、体がフラフラして来ました。

2012年4月24日火曜日

第1章 脊髄損傷の解剖学及び生理学概論




 われわれの身体活動の大部分は脳がコントロールしているが、脳が達しているのは首の最上部までである。それ以下は、脳に代わって脊髄が存在し、脊髄が脳と身体の各部を往き来するメッセージを伝える通信線の役割を果たしている。ただし、顔のみは、脳(脳幹)と直接つながっているため、脊髄は関与しない。

 脊髄は、脳の底部から背中の下方まで伸びている、小指程度の太さの非常に細長いロープ状の器官である。脊髄は大変もろく、損傷されやすい。脊髄の損傷は、運動機能あるいは感覚機能を障害し、また、一部の内臓の活動にも影響を及ぼす。もし、脊髄のある部分が損傷を受けると、その部位から下の身体の各部が影響を受けることになる。

 脊髄は損傷を免れるために「脊椎」という特別な骨で保護� �れている。脊椎は29個の小さな骨で構成されており、これらの骨が上下に積み重なった構造となっている。1つひとつの骨は「椎骨」と呼ばれている。脊椎は身体の活動にあわせて激しく動いたり、曲がったりしなければならないため、椎骨と椎骨の間にはクッションの役割をする「椎間板」が存在する。椎間板はスポンジ状の物質でできており、脊椎において車の衝撃吸収装置のような役割を果たしている。椎骨同士は「靭帯」(じんたい)によって連結・保持され、首や背中をねじったり曲げたりすることを可能にしている。

 個々の椎骨には穴があり、それがいくつも積み重なって脊髄が通る頑丈な骨のトンネルを形成している。このトンネルは「脊柱管」と呼ばれ、これによって脊髄は損傷の危険から守られている(図1−1 参照)。

 脊椎には4つの部分がある。最上部は「頚椎」であり頚部を構成している。その下から腰の上の部分までが「胸椎」である。次が「腰椎」で、背中の下のほう、すなわち腰の部分にあたる。最後が「仙椎」で、でん部と尾椎あたりまで伸びている(図1−2参照)。

 脊椎の頚部(頚椎)には、8対の神経と7個の椎骨がある。これらは頚部 Cervical の C をつけて番号でよばれており(神経:C1−C8、頚椎骨:C1−C7)、C1−C7の神経はその番号 に対応するC1−C7の椎骨の上側から、C8はC7椎骨とT1椎骨 (ThoracicのT: 第1胸椎)の間から出ている。

2012年4月21日土曜日

ナッツの効能 - ビックリするほどの快便効果。減量も出来て一石二鳥のデトックス!



ピスタチオはお酒飲みの方は食べる機会が多いかもしれませんが、
普通はなかなか食べる機会のないナッツではないでしょうか?

ピスタチオ・アイスクリーム、ピスタチオ・グリーンと
名前こそ耳にしても、口の中にはなかなか入らない。
ピスタチオっていったい何?ですよね。
ネットで調べると、「どうやって食べるんですか?」
という基本的な質問も。「殻のまま食べたら硬かったです」
って普通は殻は食べないでしょ、どう考えても。
でも、ここからもわかるように、あんまり馴染みのないナッツなんですよね。
殻がついているナッツはピーナッツくらいでしょうか?

2012年4月19日木曜日

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(京都市上京区 春帯町)

病院

【 医師の説明 5.0  医療技術 5.0  医療設備 5.0  スタッフの対応 5.0  待ち時間 3.0

診療科目: 一般内科, 呼吸器内科, 循環器内科, 消化器内科, 神経内科, 一般外科, 呼吸器外科, 心臓血管外科, 消化器外科, 脳神経外科, 整形外科, 形成外科, 皮膚科, 泌尿器科, 眼科, 耳鼻咽喉科, 産婦人科, 小児科, 精神科, 歯科口腔外科, 放射線科, 麻酔科

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アクセス数: 5136 [今月:1008 | 先月:851 ]

(京都市南区 唐橋羅城門町)

病院

【 医師の説明 5.0  医療技術 5.0  医療設備 5.0  スタッフの対応 5.0  待ち時間 5.0

診療科目: 一般内科, 呼吸器内科, 循環器内科, 消化器内科, 糖尿病科, 神経内科, 腎臓内科, 一般外科, 消化器外科, 脳神経外科, 整形外科, リハビリテーション科, 泌尿器科, 救急科, 麻酔科

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アクセス数: 710 [今月:329 | 先月:77 ]

(京都市上京区 梶井町)

病院

【 医師の説明 4.8  医療技術 5.0  医療設備 5.0  スタッフの対応 4.8  待ち時間 4.8

診療科目: 一般内科, 呼吸器内科, 循環器内科, 消化器内科, リウマチ科, アレルギー科, 神経内科, 一般外科, 呼吸器外科, 心臓血管外科, 消化器外科, 脳神経外科, 整形外科, 形成外科, リハビリテーション科, 皮膚科, 泌尿器科, 眼科, レーシック, 耳鼻咽喉科, 産婦人科, 小児科, 小児外科, 精神科, 心療内科, 一般歯科, 漢方, 放射線科, 麻酔科

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アクセス数: 2407 [今月:483 | 先月:502 ]

(木津川市 木津)

病院

【 医師の説明 4.7  医療技術 4.8  医療設備 4.5  スタッフの対応 4.8  待ち時間 3.8

診療科目: 一般内科, 呼吸器内科, 循環器内科, 消化器内科, リウマチ科, 神経内科, 一般外科, 呼吸器外科, 心臓血管外科, 消化器外科, 脳神経外科, 整形外科, 皮膚科, 泌尿器科, 眼科, 耳鼻咽喉科, 産婦人科, 小児科

2012年4月16日月曜日

まとメモデジタル @ ウィキ - いつまでたっても覚えられないまとメモ


【A 消化管】
食道癌表在癌:粘膜下層SMまで、リンパ節転移は問わない
 粘膜層Mまででリンパ節転移(-)のものが早期癌
 EMR適応:絶対適応はm2以下、m3~Sm1でリンパ(-)も相対適応
 右開胸が一般的、下部に限局するのは左開胸
一度Barrett食道になった部分はPPI飲んでも戻らない

食道静脈瘤:EISは総ビ4以上で禁忌→静脈瘤血栓術EVLにする
BRTO:バルーン下逆行性経静脈的塞栓術
 大腿静脈からカテーテルで出口部を塞栓
占拠部位(Ls,Lm,Li,Lg)
s:上部食道、m:中部、i:下部に限局、g:胃静脈瘤
形態(F1~3)1:直線・蛇行、2:連珠状、3:結節状、太い
色調(白、青)、発赤所見(RCサイン=ミミズ腫れ・血豆様・さくらんぼ様)
青>白で静脈瘤破裂しやすい  →結紮術、内視鏡的硬化療法
胃静脈瘤:噴門近傍に多い、BRTOが第一

A型胃炎:内因子低下でVitB12吸収低下、悪性貧血、カルチノイド

GIST=胃粘膜下腫瘍、境界明瞭ま隆起、 無症状が多い、bridging fold 、発育は緩徐、
 c-kitとCD34が陽性、固有筋層(EUSで第4層)で低エコーで観察される
 切除不可能ならチロシンキナーゼ阻害薬
 胃粘膜下腫瘍:胃が最多だが、大腸小腸にもできる
 筋原性腫瘍はdesminが陽性、神経原性腫瘍はS-100蛋白が陽性

ポリープ:山田Ⅳ型のみ癌化しやすい、胃底腺ポリープは胃角が好発部位

早期胃癌:粘膜下層SM、リンパ節転移は問わない Ⅱc、Ⅱc混合型で約70%
粘膜切除:深達度M、病変が2cm以下、潰瘍(-)、分化型、転移(-)
 2型:限局性潰瘍形成型 ・3型:潰瘍浸潤型 3>2>4>1の頻度

ダンピングの予防のために水分を控える(胃の進展を軽度にする)

α1-アンチトリプシン試験:蛋白吸収を調べる、Crohnで異常

Dukes分類  A:癌細胞が壁に限局、B:壁を貫く、C:リンパ節転移(+)
大腸癌:T1は粘膜下層、T2は固有筋層、T3はSS以深、
S状結腸癌が最多、次いで直腸癌、肝転移>肺転移
大腸癌に移行:Gardner症候群・FAP、大腸腺腫
大腸腺腫:好発部位は直腸(50%)、S状(20%)、大きいと癌化率高い、無茎性、無症状
肛門癌→鼠径リンパ節転移が多い、痔瘻に合併、肛門部の持続的疼痛と出血

RS:高位前方(腹膜飜転部より口側で吻合)
Ra:低位前方(腹膜飜転部より肛門側)
Rb:腹会陰式直腸切断術(Miles手術)
肛門癌:腹会陰式直腸切断術(Miles手術)+鼠径部リンパ節廓清

裂肛→口側にポリープ、肛門側に見張りいぼを形成、潰瘍・肥大乳頭・見張りいぼが3徴
見張りいぼ:6時方向、裂肛に伴う皮膚のたるみ

ポリポーシス常優:Gardner・FAP、Peutz(SYKⅡ)、Cowden病(過誤腫)
常劣:Turcot症候群:脳腫瘍を合併、腺腫=神経鞘腫
Cowden病:口腔内と皮膚に乳頭腫、角化性丘疹、甲状腺癌、乳癌、生殖器癌

単純性:間欠的腹痛⇔複雑性:持続的腹痛・嘔吐
機械的が90%、機能的が10%、絞扼性以外は保存的に治療
Wahl徴候:絞扼性・S状軸捻転で、絞扼部が腫瘤として触知
麻痺性イレウス→消化管運動促進薬で治療、
 メトクロプラミド(プリンペラン)、ネオスチグミン(抗ChE薬)

外鼠径ヘルニア:鼠径管を通って陰嚢へ脱出、大部分はこれ
 立位・腹圧上昇で増大、乳児では嵌頓が多い、silk sign
 治療:高位結紮Potts法(小児)⇔人工メッシュ(成人)
内鼠径ヘルニア:脆弱な腹壁を貫通して外鼠径輪から腸管が脱出、
 稀な疾患、腸管は下腹壁動静脈の内側を通ってくる、嵌頓は稀
大腿ヘルニア:経産婦に多い、嵌頓を起こしやすい
 鼠径靭帯の下、大腿輪から脱出、動静脈の内側
ヘルニアで嵌頓:大腿>臍>外鼠径の順

Menetrier病:巨大皺壁(脳回様の外観)+低酸症 +蛋白漏出(粘膜の異常による)
 胃底腺の広範な過形成→粘液過剰分泌 高蛋白低脂肪食、血漿製剤、抗プラスミン薬

Whipple病:小腸粘膜内Mφ浸潤によるリンパ路閉鎖、小腸の実効吸収面積低下→消化不良
 Trepheryma Whippleiの慢性感染症、抗菌薬投与で治療
セリアック病:免疫異常で絨毛委縮、白人女性に多い、HLA-DQ2、DQ8が関与、無グルテン食で治療

UCから合併:結節性紅斑、関節炎、強直性脊椎炎、ブドウ膜炎
 発熱、排便回数、血便で重症度判定
 サラゾピリン・ペンタサ:サリチル酸製剤、フラジールは抗菌薬
Rosenstein徴候:虫垂炎で左側臥位にてMcBurney点の圧痛が増強
Kehr徴候:脾破裂時に左肩の疼痛(左横隔神経の刺激)
食道:内輪・外縦の2層
胃:外縦・中輪・内斜層の3層
幽門腺:G細胞→ガストリン、D細胞→ソマトスタチン
便潜血:グワヤック、オルトトルイジン(こっちの方が鋭敏、動物の血にも反応)

CCK:上部小腸のI細胞から分泌、胆嚢収縮、膵液分泌

【B 肝・胆・膵】
B型肝炎:劇症肝炎の40%、肝外病変でネフローゼ(膜性腎症)
 ラミブジン、抗体出現はcesの順、急性期はs抗原e抗原c抗体が陽性
C型インターフェロン効果予測:HCV-RNA量、遺伝子型(2a,2bに効く)、線維化の進展度
 1b型にはPeg-IFN+リバビリン併用が著効率高い
 高ウイルスならINF+リバビリン、低ウイルスならIFN、肝庇護にウルソ・グリチル

E型は豚、猪、鹿の肉、劇症化(+)
IFN:間質性肺炎、血小板減少、抑うつ、糖尿病などが発生

肝性昏睡:早期から徐波化・平坦化、三相波

肝細胞障害型薬物性肝障害:グリチルリチン製剤、クロルプロマジン、経口避妊、抗甲状腺薬
 ⇔胆汁鬱帯型はステロイド、ウルソ、α‐メチルドパ

大滴性脂肪肝:肥満、糖尿病、アルコール ⇔ 小滴性:急性妊娠性脂肪肝、Reye
NASH:脂肪肝の10%、肥満、糖尿病、高脂血症が危険因子

Child-Pugh:脳症・腹水・血清ビ(2.0~3.0)・
 Alb(2.8~3.5)・PT活性値(40~70)

PBC:原発性胆汁性肝硬変、小葉間胆管が障害、グリソン鞘の線維化、IgM高値、Sjogrenとの合併、
PSC:原発性硬化性胆管炎、肝内外の胆管が広範囲に線維性狭窄、対症療法

ICG試験:肝予備能を測定するために術前に行う、スクリーニングではない

肝切除の適応:浅い、脈管侵襲(-)、腹水・黄疸(-)、ICGが30%以下の単発例
ラジオ波焼灼RFA:小肝癌(3cm以下3個以内)非代償性肝硬変でも可
TAE:多発の場合はまずこれ、T.bilは最大5以下まで、肝癌の腹腔内出血時にも適応となる
 禁忌:高度黄疸、門脈本幹閉塞、出血傾向

Budd-Chiari:肝静脈周囲の肝細胞壊死、東洋では肝部下大静脈の膜様物による閉塞が多い、
 下肢うっ血による下腿潰瘍が出現、下大静脈造影が大事

ジルベール:掻痒に対してフェノバルビタール投与→直ビ低下

コレ結石:割面は放射状、胆嚢内に多い⇔胆管内にビリ結石
ビ石:多発、音響陰影弱い、石灰を含むのが多い、肝内、胆管内、胆嚢壁内に多い
胆嚢ポリープ:1cmを超えると悪性が多い→摘出、胆嚢癌の40%に胆石を合併、コレ結石が多い
胆嚢壁には粘膜筋板と粘膜下層がない

急性膵炎:アルコール性・胆石性・特発性、CTでは膵腫大、内部不均一
 sentinel loop sign:腸管麻痺で左上腹部空腸ガス像
 colon cut-off sign:麻痺で下行結腸にガスが無い
急性膵炎で低下:C-TOP、Ca(7.5以下で重症)コレステ、総蛋白、O2、血小板←絶食と除痛

慢性膵炎:アルコール多飲によるのが68%、特発性が21%、膿瘍・疼痛持続の場合は膵部分切除
PFD試験=BT-PABA試験、キモトリプシン活性 腸管で吸収、肝で抱合、腎から排泄、慢性膵炎で↓
主膵管数珠状拡張→慢性膵炎
膵仮性嚢胞:血清アミラーゼ高値を合併、自然消退を期待して6週間は経過観察、半数が消失
漿液性嚢胞腫瘍:薄い被膜、小嚢胞(0.1~2.0cm)
粘液性:厚い嚢胞壁の単房性、内部に隔壁様構造や嚢胞内嚢胞

IPMN:膵管の拡張、産生された粘液により乳頭口が開大が特徴、膵頭部に多い、男性
 膵管鏡によりイクラ状の膵管上皮を観察できる、腫瘍の肉眼像はブドウの房状
 主膵管型は外科手術、分枝型は経過観察が原則
 ⇔MCNは膵尾部、女性、夏ミカン様、基本的に外科手術

自己免疫性膵炎:中高年男性、高IgG血症、シェーグレン、糖尿病、閉塞性黄疸を合併
 主膵管狭窄像、膵腫大、細胞浸潤と線維化、

カントリ線:機能的区分、肝鎌状間膜:解剖学的区分、左葉内外側を区分

グリソン鞘:肝動脈、門脈、胆管、リンパ管
Pit細胞:類洞にありNK細胞としての機能を持つ
Kupffer細胞:類洞内、組織在住マクロファージ
星細胞:伊東細胞、Disse腔にいる、VitAを貯蔵
Disse腔:類洞の内皮細胞と肝細胞の間の空間

イソニアジド・リファンピシンで肝障害

ALTは半減期40時間、ASTは2時間、急性肝炎の回復期ではS

PBC-IgM AIH-IgG A型肝炎-IgM、薬剤性-IgE、アルコール-IgA

直ビ→尿から排泄、腸管でウロビリノゲンになって尿から排泄
ヘム→ビリべルジン→間ビ

【C 心・脈管系】
M弁雑音:左側臥位でよく聴取、 A弁雑音:前傾坐位でよく聴取
連続性雑音:動静脈系が直接交通、PDA、Val破裂、大動脈中隔欠損症
Kussmaul徴候:右室拡張障害による、吸気時に静脈潅流停滞のため頸静脈怒張が増強
ANP:心房性Na利尿ペプチド、血管拡張作用、急性心不全の第1選択薬
 急性心不全と、慢性の急性増悪に対して保険適応
奇脈:吸気時に収縮期血圧が10mmHg以上低下する→心タンポ、収縮性心膜炎
奇異性分裂:ASや左脚ブロックでⅡaが遅れる

高K:T波先鋭化(テント状)、QT短縮
低K:T波↓、QT延長、U波が目立つ

心不全Ⅱ群:CI2.2↑、PAWP18↑、血管拡張薬、利尿薬
Ⅲ群:CI2.2↓、PAWP18↓、輸液、強心薬、カテコラミン
Ⅳ群:ⅡとⅢの治療で不十分ならIABPなどで補助

慢性心不全治療にエビデンス:ACE阻害、β遮断、スピノロ

PR間隔:0.12~0.2、0.2以上が1度房室ブロック
PQ間隔:正常0.12~0.20、短縮:WPW、
 LGL症候群←James束=心房-His束間の副伝導路、房室リエントリ性頻拍AVRT
 延長:Ⅰ度AVブロック、ジギタリス使用
QRS間隔:0.06~0.10、~0.12は不完全脚ブロック
 0.12以上では完全脚ブロック

Q波:正常は深さ<1/4R、幅<0.04秒、これ以上だと異常Q波←心筋壊死を反映
QT延長:心室頻拍・突然死の原因、β遮断が第一
 原因:徐脈、遺伝、心筋虚血、抗不整脈薬、低K、Ca、Mg 心室筋再分極の異常

Brugada:右脚ブロック+V1~3のST上昇、QT延長は(-)、突然死、植え込み型除細動の適応

プロカインアミド:心房不応期を延長→除細動
ジゴキシン:腎代謝・速効⇔ジギトキシン:肝、遅効
ジギタリス中毒:徐脈化、O2消費↑、房室ブロック
 心室性期外収縮(PVC)←リドカイン、プロカインアミドで治療
ジギタリス禁忌:徐脈性不整脈、側副↑での心室頻拍

Valsalva手技:40mmHgの怒積を20~30秒継続、迷走の刺激が房室伝導を抑制→PSVTの病態を改善
 効果がなければATP、Ca拮抗、β遮断、HOCMでは左心室内腔↓により雑音増強

ベラパミルで房室結節伝導抑制、ジギタリスも有効

右冠動脈→下壁、前下行枝→前壁中隔、回旋→側壁
梗塞後2週間以内:不整脈、ポンプ失調、心破裂
 それ以降:心室瘤、血栓形成
急性期前壁心筋梗塞で突然収縮期雑音が聞こえたら心室中隔穿孔か乳頭筋断裂を考える

MarfanのAAE:嚢胞性中膜壊死による⇔Buergerでは全層性血管炎

高齢者、妊娠を希望する若年女性、出血傾向(+)の人は生体弁置換

VSDI型:日本人に多い、大動脈弁下にできて大動脈弁逸脱によるARを伴いやすい
 欠損が大きければ生後1年ごろより肺うっ血をきたす

Blalock-Taussig手術:TOF、肺動脈弁閉鎖に対する姑息、
 術後に鎖骨下の離断による内胸動脈の血流低下でrib notching

チアノーゼ性先天性心疾患:Fallot(最多)、肺動脈閉鎖、三尖弁閉鎖
TGA:Ⅲ型には肺血流を増やすためにBT術、Ⅰ・Ⅱ型にはJateneで肺血流を減らす

Ebstein:中隔と後尖が下方にずれる、半数にASDを合併(TRによるRA圧上昇から)

IE:急性はブ菌、亜急性は連鎖球菌、腸球菌など

Libman-Sachs型心内膜炎:SLEでみられる心内膜の小さい卵円形状の結節、症状は軽い、
 右心系の弁尖やその周辺組織に多い

急性心膜炎:先行感染+炎症所見、広範囲の誘導で下に凸(上に凹)のST上昇、心嚢液貯留
 深呼吸・臥位で胸痛が生じる、安静にする

心外膜炎:尿毒症、膠原病、急性心筋梗塞、癌転移
 急性心筋梗塞が原因の心外膜炎:Dressler症候群、梗塞後2~6週で発生

特発性拡張型心筋症:心筋の錯綜配列、Mモードで僧帽弁B-B'ステップの出現(拡張末期の上昇)
肥大型心筋症:錯綜配列と線維化、サルコメア蛋白の遺伝子異常、巨大陰性T波、
 心筋内冠動脈の壁肥厚と血管内腔の狭小化
 中隔肥大による流出障害:左房容量↑・心収縮力↓で雑音減弱する
 Ca拮抗薬、βbloker 、下肢挙上、輸血
 収縮中期雑音が増強→立位、息こらえ、利尿薬投与、左室容量減少時
 硝酸薬、ジギタリスでは左室流出路狭窄が増強
dip and plateau:右心室拡張障害で見られる

Buerger病=閉塞性血栓性血管炎TAO、cork screw像、膝窩・前腕動脈以下の細血管に好発、近年は激減
 先細り像、全層性、遊走性静脈炎を合併、二次性静脈瘤は浮腫を伴う、薬物療法、交感神経切除術

一次性静脈瘤:静脈弁不全による、肥満や妊娠、Trendelenburgテストが陽性
二次性静脈瘤:深部静脈血栓、術後・臥床による、Perthesテストが陽性

フロセミド:速効性利尿薬、肺うっ血の改善効果大
サイアザイド長期投与で光線過敏性皮膚炎
サイアザイド、ループの投与で尿酸排泄低下
ACEI:レニンアンジオ系の抑制により、Kを保持して高K血症となる
 ブラジキニンの不活化が要抑制されて空咳が出現する

慢性心不全:ジギタリスは症状軽減と入院の減少はあるが、予後は改善しない
 β遮断・スピノロ・ACEI・ARBは予後改善効果あり

PCWP=平均左房圧=左室拡張期圧、12mmHg以内、22mmHgを超えると肺水腫が出現し始める
肺動脈圧:≦20mmHg、右房圧≦5mmHg  CVP:5~10cmH2O、(4~8mmHg)
肺高血圧:平均が25mmHg以上  

胸骨角外縁で第2肋骨を触知
Lutembacher症候群:MS+ASDの合併

肺塞栓→ヘパリン+t-PAで治療、予防にはワーファリン
気管支動脈、食道動脈は胸部大動脈から直接分枝

【D 内分泌・代謝】
先端巨大症:手足容積増大、顔貌変化、巨大舌(+)のいずれか+
 空腹時・負荷後のGHが10ng/ml以上or負荷後のGH分泌が抑制されない
 TRH・LHRHに反応してGHが上昇、L-dopa・ブロモに対する増加がないなど(奇異性反応)
  GH↑、IGF1高値、P上昇、高Ca尿症
ブロモクリプチン:ドパミン作動薬

GH分泌不全性低身長:低身長患者の10%、第1子に多い、分娩異常、頭蓋内腫瘍などが原因
 重症例では乳児期に低血糖、1~2歳までは正常 ∵身長・体重の増加が甲状腺機能の影響
 性的成熟・骨年齢も遅れる、体の均整はとれている
 TSH・ACTH・ゴナドの分泌不全を伴うことがある、補充療法
 負荷試験によってGH分泌は増えない

中枢性尿崩症は急激に発症、治療にデスモプレシンDDAVP点鼻薬
腎性尿崩症:集合管と遠位尿細管のAVPに対する反応性が低下、先天性のものは生後~15歳に発症
 治療:サイアザイド系、インドメタシン、後天性のものは原因の除去・治療

SIADHの原因:肺小細胞癌、膵癌、髄膜炎、脳腫瘍、COPD、結核、気管支喘息
薬剤性SIADH:AVP分泌促進・腎細管での増強作用
 シスプラチン、ビンクリスチン、カルバマゼピン、クロルプロパミド、ハロペリドール
悪性腫瘍患者に向精神薬投与で容易にSIADH

低下する順序:GH、FSH・LH→TSH→ACTH→PRL

Chiari-Frommel症候群:分娩後の視床下部機能障害による高PRL血症、ドパミン作動薬で治療
Frohlich症候群:術後など視床下部器質性病変 による性腺機能低下+躯幹性肥満
Kallmann症候群:嗅覚脱失+低ゴナド性腺機能低下、LH-RHの欠損

甲状腺亢進で脛骨前粘液水腫あり

甲状腺機能を低下させる薬剤:リチウム、ステロイド、アミオダロン(ヨードを含む)
 →フィードバックによる下垂体前葉過形成

亜急性甲状腺炎:中年女性、夏季、ウイルス感染→CRP軽度上昇、WBC正常、一過性の甲状腺亢進
 圧痛部位は移動性、結節性で硬い、123I取り込み↓ ⇔ Basedowとの鑑別
 ステロイド有効、数か月で自然軽快

Schmidt症候群:橋本病+特発性Addison病

PTHは近位尿細管でのHCO3再吸収を抑制→代アシド
 カルシトニンにはそんな作用はない

副甲状腺摘出術後:CaとVitD3を投与する

球:アルドステロン、束:コルチ、網:アンドロゲン

Cushingの副腎腺腫は大きい⇔原発アルドのは小さい
17-OHCS:コルチゾールの代謝産物、尿から排泄
17-KS:DHEASの代謝産物、異所性ACTH腫瘍、副腎癌で増加
DHEAS:網状帯で産生、20歳以降は直線的に減少

Nelson症候群:副腎摘出後、数年後に下垂体にACTH産生嫌色素性腺腫形成→色素沈着など

原発性アルドステロン症:腺腫によるのと過形成によるもの、立位負荷試験で本態性高血圧と鑑別、
 低Kによるインスリン分泌↓、U波、腺腫は摘出、過形成はスピノロラクトンで治療
続発性アルド:体液量減少でレニン系が刺激されて生じる、
 基礎疾患の治療、抗アルドステロン薬
偽性アルド:甘草、グリチルリチン製剤、漢方薬
 腎の11βヒドロキシステロイド脱水素酵素阻害でミネラルコルチコイド受容体に結合する
 コルチゾールが増加→原発性アルドと同じ徴候、レニン・アルドの分泌↓、高血圧、代謝性アルカロ

褐色細胞腫:高血圧、代謝亢進、高血糖、頭痛、発汗↑の5H、
 機能検査はクロニジン試験を行う、大動脈造影はカテコラミンクリーゼになるので禁忌
 α受容体の亢進状態→先にα1遮断薬を使用、Sippleでは褐色細胞腫の摘出が先
 術前にα1遮断で血管を十分に広げておいて術後のショックを予防する

2012年4月14日土曜日

統合失調症


統合失調症の旧名称は、精神分裂病ですが精神が分裂するという様態ではありません。むしろ分裂が出来ないのが特徴です。

社会生活の中で本音とか建前とか、自分の言動などを他者の目から見ること (2つのことを同時に行うこと)が苦手です。また、曖昧なことを曖昧にしておくことやご自身の内部と外部を区分して捉えることも難しく、それが幻覚や妄想へとつながります。現実認識が低下して、感情や意思に影響が出ますが、意識状態や知能の障害はありません。世界のどこの国でも発症率は、人口の0.85-1パーセント程で、男女差はありません。

脳の神経細胞間の伝達に何らかのトラブルがあることは確かですが、要因や病自体の本質は、今のところよく分かっていないことも多く、状態や症状の重度、経過など、性質の異なった様々な状態を統合失調症としています。

要因がはっきりと分かっていない病は他にもたくさんありますが、要因不明のままで治療が行われ、要因不明のままに回復されるという事実があります� ��

50年程前までは、統合失調症の治療方法はありませんでしたが、現在は多くの方法が開発され一定の効果をあげています。回復後に再発することもあり、治療が長引くケース、慢性化するケースもありますので、長いフォローアップが必要です。慢性のケースでは家族、医療、福祉、心理、社会全体の協力が大切です。

妄想や幻覚を伴って、現実との接点を持つことが難しい場合は、統合失調症の専門医による治療とソーシャル・ワーカーによるケア・サポートが主体となります。心理ワークによるサポートは、ある程度の症状緩和が見られてから行われるのが一般的です。

精神病水準 (幻覚や妄想、強烈な被害感)のケースでは、認知行動療法的なアプローチや各種の解決志向ブリーフ・セラピーは効果がありません。先ずは投薬治療と支持的なサポートが必要です。

JPOP-VOICE(ジェイポップ-ヴォイス)/【統合失調症医療者】福田正人さん[Movie:統合失調症の薬物治療]


6統合失調症の薬物治療

Q.幻覚、妄想になぜ抗精神病薬が効くのですか

「非常に難しい質問ですね。統合失調症に使うお薬を"抗精神病薬"と言います。抗精神病薬の働きの1つは、今、言ったような幻覚とか妄想を治めるというような働きがあるんですね。それはどうしてかと言いますと、脳の中の"ドーパミン:神経伝達物質"という物質があります。この働きを(薬で)抑えることによって、幻覚や妄想が治まってくるというふうに考えられているんですね。

2012年4月13日金曜日

Hitorigoto


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Imai, A. Nakamura, and M. Koenuma,gThree-Phase Emulation of Hexadecane with

@@Dimyristoylphosphatidylgolycerol Sodium Salt in Water: Interpretation by New Phase Transition in Bilayer

@@Assemblyh, J. Oleo Science, 50, 475-484 (2001).


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2012年4月11日水曜日

双子豆知識:双子の妊娠・出産・育児の事なら 『ふたママ.com』


双子の妊娠がわかったら、一卵性と二卵性などの双子に関する知識を勉強するのも、双子妊娠への理解を深めるのに役に立つかもしれません。ここでは、双子に関する豆知識をまとめてみました。

一卵性と二卵性

双子には一卵性二卵性の二種類があります。

  • 一卵性は、もともとひとつの受精卵がなんらかの理由でふたつに分かれ、そのまま育っていったもの
  • 二卵性は、別々の受精卵が育っていったもの

異性の双子や、同性でも血液型が違う双子の場合は二卵性になります。一卵性の双子はDNAが一緒なので性別や血液型は同じものになります。
しかし、双子タレントのマナカナちゃんは二卵性だと思っていたら実は一卵性だったというケースもあるように、同性の双子の場合はDNA鑑定をしないと正確な判断はできないようです。

双子ができる要因

よくある勘違いが、「1つの卵子に2匹の精子が受精して双子ができた」というものですが、そうではありません。(※注)

2012年4月10日火曜日

カイロプラクティックとは? | 水道橋徒歩30秒 グリーン カイロプラクティック - カイロ 飯田橋 神保町 東京 千代田区


ここでは、カイロプラクティックに関する誤解されやすいイメージをQ&A形式にしてみました。
カイロプラクティックを受ける際に、誤解が生まれてしまうと効果も半減してしまいますので、
是非読んでみて下さいね。

1、カイロプラクティックは整体とほとんど同じですよね?

とんでもない!!全然違います。

日本では整体とカイロプラクティックは混同されがちですが、本当のカイロプラクティックというのは、整体とは全く違う療法です。 整体の由来は、中国伝統の治療法が、日本に入ってきてから按摩や指圧と混ざり、独自の発達をしたものだと言われています。

主に揉んだり叩いたり骨格の矯正をして、コリや痛みを和らげる治療法が多いようです。
本来のカイロプラクティックは、肩の高さが違う、足の長さが揃っていないなどの骨格的な異常に重点を置きません。

本物のカイロプラクターは『神経の専門家』です。

2012年4月8日日曜日

微小甲状腺癌の頻度とその意味を考える:六号通り診療所所長のブログ:So-netブログ


こんにちは。
六号通り診療所の石原です。

今日は胃カメラの日なので、
カルテの整理をして、
それから今PCに向かっています。

それでは今日の話題です。

今日は甲状腺微小癌の頻度と、
との意味について考えます。

まず、こちらをご覧下さい。

これは1975年のCancer誌に掲載された、
古い論文ですが、
今でもこの分野ではよく引用される基礎となる文献の1つです。

内容はどういうものかと言うと、
世界中の解剖されたご遺体より採取された、
甲状腺の全組織を、
2~3ミリ間隔でスライスし、
その中にあるしこりを分析して、
甲状腺癌の有無を調べたものです。
症例数は1167例に及びます。
年齢は10歳以上で成人層が主体です。

これまでのこうした研究の中で、
現時点でも最も大規模なものの1つです。
この中で仙台から提供された、
102例の日本人の甲状腺と、
ホノルルの日系人248例が含まれていて、
日本人の28.4%、
日系人の24.2%の甲状腺に、
癌の結節が見付かっています。

次をご覧下さい。

上記の文献で検討された甲状腺が、
何処の地域から得られたものかと、
その地域毎の癌の発見率を見たものです。
コロンビアの5.6%、
カナダの6%などと比較して、
格段に日本が多いことが分かります。
これは検体を同じ方法で全て検証しているので、
地域毎に発見率に差があると、
ある程度の実証性を持って言えるのです。

ただし、
これは甲状腺のご病気以外で、
亡くなった方のご遺体の解剖なので、
その死亡の原因や年齢の分布は、
実際には国毎にかなりの地域差があります。

コロンビアは圧倒的に、
若年層の解剖事例が多いので、
あまり比較にはなりません。
しかし、カナダとポーランドは、
日本とほぼ同一の年齢構成を示し、
ハワイの日系人は、
仙台とはかなり環境が違うのにも関わらず、
同様の傾向を示している、
という点からは、
矢張り遺伝的な何らかの素因が、
背景にあることを疑わせます。

ここまで読まれた皆さんは、
甲状腺癌というものについて、
どのような印象を持たれるでしょうか?

2012年4月6日金曜日

フェンタニルとは何ですか?


フェンタニル— ブランド名は、Sublimaze、Actiq、Durogesic、Duragesic、Fentora、Onsolis、および Instanyl があります — に合成プライマリ μ-オピオイド アゴニストと、強力な麻薬鎮痛薬の行動の速い発症短い期間です。慢性的なブレークスルーの痛みの治療に使用されている歴史的、pre-procedures でよく使用されます。最近フェンタニル主な痛みの軽減パッチ フォームで使用されています。

フェンタニルの約 100 倍以上モルヒネ、フェンタニルに相当する 10 mg モルヒネの鎮痛活性ペチジン (メペリジン) の 75 mg の 100 のマイクログラムのよりも強力です。人間、ラット、サル、キログラムあたり 0.03 ミリグラム、不確定の LD50キログラムあたり 3.1 ミリグラムの LD50 をです。

2012年4月4日水曜日

ダイエットのために食欲抑制剤(メリディア)を2ヶ月程服用して、止めたら、右足... - Yahoo!知恵袋


shibaken9696さん

薬の専門家ではありませんが,シブトラミン(メリディアの主成分)についての研究に携わったことがあるものです。

メリディア(リクダティル・オベスタット等も同様)の主成分はシブトラミンと呼ばれる薬品で,ご指摘の通り脳内物質「セロトニン」分解阻害という効果があります。
これは「セロトニンを増やす」というのではなく「一定量より減らないようにキープする」働きです。
結果として,「セロトニンが減少しない」=「ストレスの緩和」→「ストレスから来る摂食要求を和らげる」→「体重減少に繋がる」というものです。
シブトラミン自体に「鎮痛作用」や「筋肉増強作用」,「脂肪の燃焼を阻害する」といった作用はありません。

右足の踵の傷みと言うのは,短期間で無理な運動による負荷を� �けすぎたせいではないでしょうか。
ただ,人間は「思い込み」によって,薬の効果以外の作用を感じることはあります。
俗に言う「プラセボ効果」というもので,ただの飴玉にも係らず「睡眠薬だ」と処方されれば,眠くなったり…という自己暗示のようなものです。

2012年4月2日月曜日

ゼニカル副作用(ゼニカル錠 副作用) :薬副作用


副作用情報提供人です。

ゼニカルとは(ゼニカル錠とは)

ゼニカル(ゼニカル錠)とは、摂取した食物の脂肪を体内へ吸収することを阻害することにより、そのまま体外へ排泄させる、新しいタイプの肥満治療薬です。

ゼニカル(XENICAL)の主成分は、オルリスタット(オーリスタットとも云われる)(Orlistat)です。

通常、脂肪は、肝臓より分泌された胆汁のリパーゼ酵素により分解されて、腸で吸収されます。リパーゼは、脂肪を腸から吸収し易くするために細分化する消化液です。

ゼニカル(オルリスタット)は、このリパーゼの作用を阻害しますので、脂肪は分解されないで、そのまま腸を素通りし、便として排泄されます。つまり、脂肪吸収阻害剤です。

食事で摂取した脂肪分の約30%を体外へ排泄すると云われているため、食前に服用した場合には、摂取カロリーを大幅に削減することが可能になります。食事や食欲を抑える方法ではないため、我慢する必要もなく、比較的ダイエットに成功しやすいといわれています。

重大な副作用の心配は、ほとんどなく、新しいタイプの安全なダイエットピル(やせ薬)と云われ、海外では人気があります。

ただし、ゼニカルの服用によって、即刻、効果が出るものではありません。あくまで、脂肪の体内への吸収を阻害する訳ですから、これまで既に体内に付いている脂肪を取り除くことはありません。

当然のことですが、既に身体に付いている脂肪については、運動等により燃焼する必要があります。

また、タンパク質やデンプンは、腸から通常通り吸収されますので、グリコーゲンの形で、体内に蓄積されます。

上記の理由から、ゼニカルの効果が現れるためには、だいたい半年〜1年程度の期間が必要といわれています。

適応症は、以下の通りです。

・重度の肥満症

メタボリックシンドロームや生活習慣病に対する予防に、ゼニカルを利用し、ダイエットする方も多いとの報告があります。

体脂肪が多くて、高血圧、高コレステロール、高血糖値等に該当する方にとっては、ゼニカルにより、ダイエット、減量を行うことで、メタボリックシンドローム対策になると思われます。

ゼニカルは、ROCHE(ロシュ)社で開発され、米国では肥満治療薬としてFDAにより認可されております。日本では、2011年現在、未認可です。

ゼニカルは、以下の種類があります。

・ゼニカルカプセル120mg

日本では、認可されておりませんので、ゼニカルを取り扱っている病院で処方してもらうか、医師の同意書を添えて個人輸入する形で入手することになります。

ゼニカルで治療した場合、通常では、2週間以内に減量が開始され、6ヶ月〜12ヶ月間、減量し続けると云われています。

2012年4月1日日曜日

坐骨神経痛の基礎知識:坐骨神経痛の症状・治療119番


吉崎流坐骨神経痛改善術
一般に出回ることはないとされた1日数十分でできる坐骨神経痛改善術を公開。
90日間返金保証あり!

坐骨神経痛の疾患

坐骨神経痛は、疾患の名前ではありません。坐骨神経の痛みが出た場合は、原因になる疾患は何かを調べなければなりません。

坐骨神経は第4・5腰椎神経及び第1~3仙骨神経からの神経で構成されています。

骨盤の閉鎖孔から出て、大腿後面を通り下腿で2つに分かれて伸びている神経です。そのため、坐骨神経痛という疾患名は大腿後面から下腿後面に放散する痛みのある方に広い意味で使われているようです。 

坐骨神経痛らしき症状が出たきっかけがはっきりしている場合と、ある日突然に痛み出したい場合とがあります。

何か心当たりがあれば、病院で診察を受ける際に医師に伝えてください。心当たりがない場合でも、一応検査をしてもらった方がいいかもしれませんね。

坐骨神経痛に関わる疾患には、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などがあります。まずは、椎間板ヘルニアについて説明します。

椎間板は、背骨を構成している各骨(椎骨)と骨の間にあって、体への衝撃を吸収するという重要な役割があります。