Disease
注意:管理人が闘病中のため、ほとんどの文は引用です。ごめんなさい<(_ _)>
症状が通じるところのある病気が多いですねえw
うつ病(うつ状態、抑うつ状態)
■うつ病になりやすいのはどんな人?
現在は、誰もが複数のストレスを持っていますので、誰もがうつ病と無関係とはいえません。しかし、その中でも特に下記の素因をもつ人がストレスにさらされたうえ、傷心、転勤、出産などで違う環境に置かれるとうつ病になりやすいといわれています。
まじめで仕事熱心 | 完全主義で几帳面 |
仕事や家事を人任せにできない | 融通がきかない(思考が柔軟性に乏しい) |
人にどう見られているか非常に気になる |
うつ病を早期に発見し、治療を受けるためにはどんな症状があらわれるのか知っておく必要があります。しかし、誰もが経験する単なる「気分の落ち込み」とうつ病の症状は似ていますので、うつ病の症状といっしょにその見分け方の目安も覚えてください。
■うつ病の症状
精神症状 | 身体症状 |
1.物事をやるのがおっくうで早くできない | 1.眠れない、頭重感、頭痛、めまい 食欲不振、胃部不快感、便秘、口が渇く |
2.集中力が落ち、仕事を能率よくできない | 2.肩こり、背中や腰などからだの痛み |
3.人に会いたくない、人と一緒にいたくない | 3.息苦しい、動悸がする |
4.寝てもさめても同じこと(心配ごとや悲観的なこと)を考えている | 4.手足のしびれ感、嫌な汗や寝汗が出る |
- | 5.排尿困難、性欲低下、女性では月経不順など |
※単なる「気分の落ち込み」とうつ病を見分ける目安は、以下の3点です。
「気分の落ち込み」やそれによる不調が2週間以上続く |
仕事や日常生活に支障がある |
身体にいろいろな症状がでる(しかし、検査を受けても原因はわからない) |
患者さんの症状にあわせて、最近のうつ病の診断には、「DSM−W」というマニュアルが多く採用されています。これは、症状の程度と持続期間によって、重症のうつ病「大うつ病」、軽症のうつ病(気分変調障害)に分けて、診断方法が決められています。
【大うつ病の診断】
下記の9項目のうち5項目以上が、1週間以上にわたって続く場合に診断されます(ただし、5項目の中に1か2が含まれること)。 | |
1. | うつうつとした気分がほとんど毎日続いている。 |
2. | 何をしても、興味をもって取り組めないし、喜びも感じられない。そんな気分がほとんど毎日続いている。 |
3. | 特に食事療法をしていないのに体重が減少したり、増加したりする (例えば一ヶ月で体重の5%以上の変化が見られる)。 または、食欲がなくなったり、増進したりする。 |
4. | 十分な睡眠がとれなかったり睡眠過多になったりするのがほとんど毎日続いている。 |
5. | すごくあせってイライラしたり、まるで元気がなくなったりする状態が、ほとんど毎日続いている。 |
6. | 理由もないのに疲れやすくなったり、気力が減退したりする状態がほとんど毎日続いている。 |
7. | 自分は全く価値のない人間だと深く思ったり、自分はとても罪深い人間だと思い込んだりする状態がほとんど毎日続いている |
8. | 思考力や集中力がなくなって、何かを判断したり決断したりする能力がなくなる状態がほとんど毎日続いている。 |
9. | 死について繰り返して考えるようになった。特別な計画はないが自殺したいと繰り返し思ったり、どうやって死のうかと計画を立てたり考えたりする。 |
■まわりにうつ病の人がいたら・・・
家族や同僚など身近な人がうつ病になったら、まわりの人は次のようなことに注意してください。
不況時にフロリダ州で使用される漢方薬
1.不用意に励まさない。 | 患者は「期待に応えよう」として、疲労しきった心と体にムチをうち、かえって負担になってしまいます。 頑張って!と励ますよりは、休養をすすめましょう。 |
2.気晴らしに誘わない。 | 人と一緒にいることがかえって苦痛に感じてしまうことがあります。 気晴らしに食事や旅行などに誘うとかえって悪化してしまう場合があります。 |
3.症状がひどいときは受診をすすめる。 | 心の症状で受診することは今では、特別なことではないことを強調し医師の治療を受けることをすすめてください。 |
4.本人の言動に注意する。 | 自殺を考えるほど深刻な状況に陥っている場合、言動にそのサインが現れていることがあります。注意深く見守り、自殺願望が疑われたら早急に医師などに相談してください。 |
グラクソ・スミスクライン
-2006.4.15 現在の処方箋-
抗うつ薬 | 75mg/日 | |
抗不安薬 | 頓服 | |
他の消化器官用薬/その他/消化管運動賦活剤 | ガナトン 50mg | 50mg×3 |
消化性潰瘍用剤/その他/胃炎・胃潰瘍治療剤 | 50mg×3 | |
制酸剤/無機塩/制酸・緩下剤 | マグラックス 250mg | 500mg/日 |
※頓服は、調子によって服用許可がでているものです。毎日服用しているわけではありませんw
詳細につきましては、各種製薬メーカーやで検索してください
全般性不安障害(GAD)
不安とは「気がかりな心の状態。安心できないさま」(岩波書店「国語辞典」第4版)のことをいいますが、それは誰もが感じるもので、不安を感じるからといって、日常生活に支障をきたすことはあまりありません。ところが、誰もが感じる程度をはるかに超える不安を持ち、それがもとで日常生活に支障をきたしてしまう「不安障害」という病気があります。
GADも不安障害の中の一つであり、「特定の状況の限定されない、理由の定まらない不安や心配」が長期間続き、このような不安や心配に「こころやからだ」の症状が伴う病気で、以前は不安神経症と呼ばれていました。
■全般性不安障害(GAD)の特徴
GADの患者さんが持つ不安や心配の原因は、ある特定のことに限定されるわけではなく、「家庭生活」「仕事」「学校」「近所づきあい」「地震や大雨などの天災」「外国での戦争」など、あらゆるものが対象になります。
そして、自分ではどうすることもできない事柄についても深刻に悩み、不安や心配をコントロールできなくなって、「こころやからだ」の調子が悪くなり、日常生活に支障をきたしてしまいます。
アメリカで行われた調査によれば、一生の間にGADにかかる人の割合(生涯有病率といいます)は3〜5%、また、不安を専門に診ているクリニックでは、全患者さんの30%程度がGADと診断されており、患者さんがかなり多くいる病気であることがわかります。
なお、患者さんの男女比は、1:2となっており、� ��性に多い病気であり、20歳前後で発病することが多いといわれています。
■全般性不安障害(GAD)の診断
GADの診断基準には、米国精神医学会編「DSM-W 精神疾患の分類と診断の手引」が主に使われますが、その基準の核となる部分をまとめると次のようになります。
1 | 仕事や学業などの多数の出来事または活動について、過剰な不安と心配がある。しかし、その原因は特定されたものではない。 |
2 | 不安や心配を感じている状態が6ヶ月以上続いており、不安や心配がない日よりある日のほうが多い。 |
3 | 不安や心配をコントロールすることが難しいと感じている。 |
4 | 不安や心配は、次の症状のうち3つ以上の症状を伴っている。 |
4-1 | そわそわと落ち着かない、緊張してしまう、過敏になってしまう |
4-2 | 疲れやすい |
4-3 | 集中できない、心が空白になってしまう |
4-4 | 刺激に対して過敏に反応してしまう |
4-5 | 頭痛や肩こりなど筋肉が緊張している |
4-6 | 眠れない又は熟睡した感じがない |
GADであるかどうかを診断する場合、上記のDSM-Wなどの診断基準が使われますが、患者さんに出ている症状が他の病気(身体の病気、GAD以外の不安障害やうつ病などの精神科領域の病気)によるものではないことを確認することも重要となります。
坐骨神経の救済
■全般性不安障害(GAD)が訴える症状
GADの患者さんが訴える症状は、次のように様々なものがあり、不安と心配を過剰に持つことがいかに「こころやからだ」に悪い影響を与えるかがわかります。
身体症状 | 精神症状 |
頭痛、頭重、頭の圧迫感や緊張感、しびれ感 | 注意散漫な感じ |
そわそわ感 | 記憶力が悪くなる感じ |
もうろうとする感じ | 根気がなく疲れやすい |
めまい感、頭がゆれる感じ、船酔している感じ | イライラして怒りっぽい |
自分の身体ではないような感じ | ささいなことが気になり、とりこし苦労が多い |
身体の悪寒や熱感、手足の冷えや熱感 | 悲観的になり、人に会うのが煩わしい |
全身に脈拍を感じる | 寝つきが悪く、途中で目が覚めやすい |
便秘や頻尿 | - |
■周りに全般性不安障害(GAD)の患者さんがいる方へ
GADの患者さんは、不安や心配を周りに訴えることが多いのですが、その訴えの中には、病気ではない人からみるとナンセンスに感じられることもあるので、じっくりと訴えを聞いてあげることが難しいときもあるかと思います。しかしながら、不安や心配に伴って「こころやからだ」にも不調が長く続いていることを理解して、温かい気持ちで支えてあげてください。
また、GADの患者さんと思われる方が周りにいて、しかも治療を行っていないようでしたら、単なる心配性とみなさないで、なるべく早く専門医(精神科や心療内科)の診断を受けるようすすめてください。
グラクソ・スミスクライン
過敏性腸症候群
■【症状・説明】
過敏性腸症候群というのは、主として大腸の運動および分泌機能の異常で起こる病気の総称である。レントゲン検査をしても、潰瘍やガンなどがないのに、腹痛と便秘や下痢が起こる病気のこと。以前は慢性大腸炎によるものと考えられていたが、実際には大腸には炎症は見られず、大腸の機能の異常によって起こる病気ということで「過敏性大腸症候群」と呼ばれていた。しかし最近では、大腸だけではなく小腸も関与するので、過敏性腸症候群といわれている。
症状は主に便通異常である。そのあらわれ方によって、不安定型、慢性下痢型、分泌型の3つに分けられる。
不安定型は腹痛、腹部の不快な感じがあり、下痢が数日続いたと思うと、今度は便秘が数日間持続するといった状態を繰り返す。� ��代性便通異常とも呼ばれ、この型の便秘は別名『けいれん性便秘』と呼び、おなかが張って苦しく、トイレに行きたいが出ないという厄介な便秘である。また、出るときはウサギの糞のようなコロコロした小さな便の出るのが特徴である。
慢性下痢型は、ちょっと神経を使ってもすぐトイレに行きたくなり、軟便や水様便になるので神経性下痢とも呼ばれている。下痢は長期間にわたって起こりやすく、重症の人はいつどこで便意を催すかもわからないので、トイレのついていない快速電車には不安で乗れないし、会社に出勤する途中でも数回、トイレに行かなければならないという人もいる。休日など家でのんびりしているときは、排便も正常に戻っていることが多く、また下痢をするにもかかわらず、栄養が衰えないで、やせてこ ない人もいる。
3番目の分泌型は、強い腹痛に続いて大量の粘液を出す。
■【原因】
大腸の運動機能を調節している自律神経に異常があったり、精神的な不安や緊張、興奮、悲しみや怒りなどの感情の起伏や、仕事や対人関係の悩みなどがストレスとなり、それらが引き金となって症状があらわれる。
また、もともと神経質な性格や自律神経系の不安定な素地のある人に、暴飲暴食、アルコール類、冷たいものなどの食事因子、過労、感冒、身体の冷えなどが起こると症状があらわれることもある。
■【対策】
精神的なストレスや、食生活の乱れによって起こる場合が多いので、これらを解消することが基本となる。
まず精神的に不安定な状態を解消し、ストレスの原因となっているものをはっきりさせて、これを取り除くことが大切である。
便意があってもなくても必ず毎朝トイレに行き、便通が習慣になるように気をつける。暴飲暴食、喫煙、アルコールの飲みすぎを避け、食生活の改善や生活習慣の改善など、自分自身による、生活の管理が大切である。
また、ストレスに対して強い体を作るため、ビタミンとミネラルの摂取が重要であり、腸の働きを良くするには食物繊維が必要である。
「ふらにのおならのページ」
眼瞼下垂
2004.08.20に念願の手術を完了♪
■まぶたが重くてうまく眼を開けられない病気を眼瞼下垂(がんけんかすい)といいます。
まぶたが開きにくい症状以外として、頭痛・吐き気・肩こり・うつ・不眠など多岐にわたります。 担当は形成外科になります。眼科では診断できません。 形成外科でも一部の医師にしか広まっていません。
■一昔前は、老人の病気として有名でしたが、最近では二重に見せるシール(例:アイプチ)や、コンタクトレンズの装用、アイメークによるまぶたの酷使で、若い人にも多くなりました。
オリンピックなどで有名な水泳の田中雅美選手は、この修復手術を信州医大の松尾教授の下で行いました。 サンスポ関連記事
■この病気は手術以外に治す方法がありません。 二重にする手術(特に埋没法)をするだけでは余計に悪化します。安易に美容整形で二重にすることでは「パッチリ二重」になるどころか、「眼瞼下垂ですね」と言われるようです。
頭の中で鋭い短期痛み
■どんな病気か
まぶたの閉じ開きをつかさどる眼瞼挙筋(がんけんきょきん)まぶたの中にオデコや眉毛を通ってます。それがまぶたを強くこすったりすることにより、伸びたり、外れてしまいます。するとまぶたを開いたり閉じたりする筋肉が機能しなくなり、無理やり額の筋肉を使って眼を開けてしまうため、額にしわが出来やすい。
また、おでこの筋肉を使うことにより、脳が常に緊張状態に陥り(目をキッと開くとおでこにしわや寄ったり息が止まったりしませんか?これがいわゆる緊張状態です)、常に目を開けること=緊張状態が断続していることになる。つまり、それは頭痛や肩こりといった症状となって現れる。
またまぶたの中に歯根センサーと呼ばれるものがあり、これにも反応が顕著に現れるため、歯を食 いしばったり、舌を無意識に長時間下あごか上あごに押し付けた状態を取ることもある。これも緊張状態を生み出す結果となる。
信州大学形成外科の松尾教授の発表
の「眼瞼性頭痛 」
フォークシンガーの三浦久氏のレポ
NHK今日の健康
■どこで診てもらえるのか?
眼科?と考えてしまいそうですが、眼科でまぶたの手術をしてるところは少なく、また『眼瞼下垂=老人のまぶたの病気』と認識している眼科医も多いのも実情です。もし診察を考えてるならば、眼科よりも形成外科を勧めます。最近では自由診療の美容整形外科の広告にも堂々と『眼瞼下垂・・・』と書いてある場合もあります。
■眼瞼下垂を診てくれる形成外科
注意)眼瞼下垂手術ができる施設ですが、私が推薦しているわけではなく、全ての施設で保険適用手術になるわけではありません。詳細は各病院へお問い合わせください。ほとんどの病院が予約制です。また先天性眼瞼下垂症についてもお問い合わせください。(*は診察経験あり)
←H2さんの闘病写真あり
詳細レポは後ほどまとめて発表します。松尾教授の許可済です♪
感謝:東2看護師さん、ドクター、くーちゃん+お母様、いぶちゃん+ご両親、山田さん
(起立性)低血圧
朝辛くて起きづらい | 疲れやすい | 意欲がわかない |
めまい | 立ちくらみ | 頭痛・頭重感がある |
手足の冷えやしびれ | 肩こり | 胃腸も調子がよくない |
■「本態性低血圧」
特に血圧が低下している原因が認められないもので、余程酷くない限り普通は治療の対象にならない。
■「明らかな病気のために低血圧になっている」
たとえば、パーキンソン病や脳卒中、脊髄小脳変性賞などの脳脊髄の病気で低血圧が引き起こされることがあります。これらは中高年の女性に多く見られるケースですが、若い女性では子宮筋腫などによる急激な貧血が原因になっている場合もあります。
■「起立性低血圧」
自律神経失調症によるもので、横に寝た状態では正常血圧であるのに、急に立ち上がると 血圧が降下し、立ちくらみ、めまい、失神などを起こすことがあります。この場合にも、まれに病気が隠れていることがあります。
脂漏性皮膚炎
■どんな病気?
湿疹・皮膚炎の一種です。幹部は比較的ハッキリした輪郭を描いて赤くなり、皮膚が薄く剥がれ落ちたり、落ちずにくっついていたりします。このため、フケ症と間違えられたりします。
■どこにできるか
頭や顔などの皮脂分泌の多い場所(脂漏部位)や、わきの下などの皮膚がこすれやすい場所です。
頭皮 | 髪の生え際 | 眉毛 | 耳の後ろ |
鼻のわき | わきの下 | 前胸 | くび(うなじ) |
■原因
残念ながら、脂漏性皮膚炎の原因についてはわかっていないことも沢山ありますが、色々な要因が影響して発症・悪化させていると考えられています。最近では、脂の多い場所を好むカビの脂漏性皮膚炎への関与が注目されています。
カビの寄生 | ストレス | 皮脂貯留(入浴不足・洗顔不足など) |
食事の偏り(ビタミンB不足) | ホルモンバランスの崩れ | 生活サイクルの乱れ(寝不足など) |
■ケア方法
医師が処方する塗り薬やのみ薬だけでなく、日ごろからの発症・悪化原因を取り除くことも大切です。
また、自然に治癒する幼児の脂漏性皮膚炎と異なり、青年期以降に発症すると再発を繰り返し、治るまでに時間がかかることもあります。何よりも根気よく治療を続けることが大切です。
★医師の治療★
塗り薬・・・ステロイド外用剤(炎症を抑える)、外用抗真菌剤(発症・悪化の要因であるカビを抑える)
飲み薬・・・ビタミンB2、B6製剤(ビタミン欠乏を補う)、抗ヒスタミン剤(痒い場合)
*入浴・洗髪を出来れば毎日(刺激の低い石鹸、シャンプーを使って清潔に)
*直射日光を避ける
*かたよった食生活をしない(特にビタミンB群を多く)
例:レバー、豚肉、しいたけ、緑黄色野菜、牛乳
*ストレスや過労を軽減(休息や睡眠を十分に取り、規則正しいリズムで生活をとる)
以上、監修:関東逓信病院 副院長 原だ 昭太郎氏によるものです。
ヤンセンファーマ
月経前症候群(PMS)
色々と月経の統計を取ることのできるソフトがあります。妊娠のためもありますが、
月経がきちんときているかを把握するためにもとても便利です。
「花王ロリエWomen's Health」オリジナル基礎体温表
P&G ウイスパーの月経周期のチェック(携帯サービスあり)
基礎体温管理ソフト(ランタイム不要で入力簡単♪)
線維筋痛症(Fibromyalgia)
■どんな病気か?
近年わかってきた病気で、欧米諸国では盛んに研究治療がされているものの、日本では専門医も少なく、なかなかきちんと診断してくれない。この病を知らない医師は、『うつ病』『自律神経失調症』『更年期障害』挙句の果てには『異常なし』と言うことが多い。
篠ノ井総合病院の浦野医師が素晴らしい『線維筋痛症(せんいきんつうしょう)』の紹介ページを構築していただいてます。詳しいことはご覧下さい。
NHK教育TV 今日の健康 『長引く全身の痛み 線維筋痛症』
■どんな症状か?
全身筋肉痛のような感じで体中が痛い。特に朝は酷い。こわばったりもする |
首から肩にかけてしびれる感じ |
全体倦怠感。疲れが取れない。だるい |
不眠(痛みのために眠れなくなる。寝返りを打つたびに起きてしまう) |
女性は、生理不順や月経困難。PMSが酷くなる |
喉の痛み、目の奥の痛み、頭痛 |
悪夢、焦燥感、不安感、憂鬱感などの精神的 |
■原因は?
よくわかっていません。精神的に来る場合と、風邪などのウイルス感染から来る場合などがあるみたいですし、遺伝子もあるようです。今後の研究に期待です。
テレビ朝日系列『最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学』 放送分
『本当は怖い肩こり 〜わかってくれない地獄の苦しみ〜』
慢性疲労症候群はこちら 『本当は怖いストレス〜幸せに潜む罠〜』
■慢性疲労症候群とは違いは?
『全身疲労感・だるい・微熱』と言えば、もう少し日本でも認知されつつある『慢性疲労症候群』。世界中の医師の中には『慢性疲労症候群=線維筋痛症』と主張もされています。
■診断方法
アメリカリウマチ学会の診断基準により、痛みが生じやすいとされる全身の18か所を医師が一定の力で押し、11か所以上に異常があれば、線維筋痛症と診断されます。押す力は約4kgで押すようにとあります。また、他に病気があっても線維筋痛症の診断は除外されません。
また、他に隠れている病気はないか血液検査なども行います。膠原病、関節リウマチ、シェーグレン症候群の初期症状としても線維筋痛症はかかることがあります。
■どこで診てもらえるのか?
この病気はまだ日本で認められて日が浅く、 線維筋痛症は現在、日本リウマチ学会認定医試験の必修項目になっております。専門医研修の重要項目には入っています。(1999年改定要項、A−bレベル)
では、『リウマチ・膠原病科』を標榜している医療機関ならばどこでも診てもらえるか?というと残念ながらまだまだ線維筋痛症を診てくれる専門医は少ないです。メンタル面もありそうなので『精神科・心療内科』あたりだと、(仮面)うつ病などと言われて、抗うつ剤・抗不安剤が処方される場合も多々あります。整形外科はこれまた違うようです。
近所に専門医がいるかどうか・詳細につきましては、『JFSA線維筋痛症友の会か』、 聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター総合相談室内「厚労省研究班線維筋痛症医療相談センター」へ直接お問い合わせ下さい。
■治療方法
あまり発見されて間がない病気のため、根絶・完治できる確立された治療方法はまだ見つかっていません。
抗消炎剤(貼り薬・飲み薬・点滴)などを試しますが、効かない方もいるそうです。精神安定剤(抗不安剤・抗うつ剤)なども使うようです。ステロイド剤を使うこともあるそうですが、これまたあまり効かないらしいです。
某権威のある先生はノイロトロピン を点滴で入れることを治療法として確立しているらしいですが、これまた万人に聞くかどうかは不明。
この辺はうつ病(うつ状態・抑うつ状態 )と同じで自分にあった(効く)お薬をいくつか試しながらの治療になるかと思います。
また漢方を処方している医療機関もあります。これまた万人に効くわけでも即効性の点からも疑問ですが、とりあえず毎日の痛みから解放されてるならば色々試してみるのもいいでしょう。
鍼灸治療・マッサージ・整骨院などもあまりの痛みの場合に対しては効くこともあります。根治療法ではないので、費用の問題と、定期的に受ける必要性もあります。
毎日24時間365日痛みが来るわけではないので、小康状態のときに軽いストレッチなどの運動するのも良いらしいですが、無理をしないようにとのことです。
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