子どもの貧血の特徴 @ 血液の血色素量や赤血球数が少ない状態を貧血というが、子どもでは赤血球数が350万以下、血色素10c以下のものである。 ● 健康者の血色素量は、乳幼児12c、学童13cくらいである。A 大量に出血して急に血液が減ったようなときは、すぐ症状があらわれるが、子どもの貧血はゆっくり進むものが多く、またうったえも少ないのでなかなかわかりにくい。
手の中にリフレクソロジーポイント関節炎の痛み B 両親が子どもを見て貧血しているのではないかと心配するときは、すでに病気が進んでいることが多い。血色素は正常の3分の2以下になっている。 ● 正常より2〜3割足りない程度では外見的には家族にも医師にも分からない。 ● 正常より1〜2割くらい少ない程度の貧血は、日常の生活にはさしつかえないが、体力、持久力が劣る原因となるので、生活指導に注意を要する。栄養に注意しておればなおることが多い。 C 心配があったら血液検査をして、貧血があるかないかを確かめる。乳児はかかと、大きい子では耳たぶから数滴の血液をとるか、静脈から少量の血液をとって調べる。
クリアにきびに最適な製品 原因 貧血は子どもの血液の病気の中でもっとも多いが、じつは貧血は病名ではなく、必ず原因となる病気がある。@ 乳幼児期 鉄分不足によるものと細菌感染による貧血が多い。 ● 鉄欠乏性貧血 生まれたとき母体からもらった鉄分は生後4〜5ヶ月で使い果たされるので、補給しないと血色素が作れなくなる。離乳が遅れたり、未熟児(母体からもらう鉄分が少ない)の場合にかかりやすい。離乳期から2歳ごろまでにもっとも多い。 ● 細菌感染による貧血 敗血症・骨髄炎・重い肺炎・ひろい皮下膿瘍・上気道炎・中耳炎・皮膚の化膿などがあると骨髄の造血が抑えられる。 A 幼児期 栄養不足と感染による貧血が主になるが、さほど重くないことが多い。地方によって寄生虫によ る貧血が幼児、学童にみられる。この時期の重い貧血は白血病・再生不良性貧血・悪性腫瘍にともなうものが多い。 B 学童期 比較的安定した時期で、貧血はリウマチ熱・腎炎・肝腎疾患などに合併することが多い。
症状・治療
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